
最近は、インターネットでほとんどの買い物ができるようになりました。便利な世の中になりましたね。
インターネットで通販サイトを開けば、欲しい物をいつでも買うことができますし、注文すれば最短で翌日には届いてしまいます。
しかし、情報が多くなった一方、本当に重要な情報かどうかを自分で判断することが重要になってきました。
どの商品を買えばいいのか、どのサイトで買い物するのが安いのか、このあたりをしっかり理解しておく必要があります。
前回の記事で、買い物リスト作成術をご紹介しましたが、リストは作ってみましたか?
今回は、前回メモした商品を、どのサイトで、いつ買い物をすればおトクなのかを一緒に考えてみましょう。
主に私が利用しているサイトだけ紹介しますので、ご了承ください。
Contents
≫ 日本における通販サイト2大巨頭、Amazon vs 楽天

皆さんも御存知のように、日本における通販サイトの2トップはAmazonと楽天です。
この2社だけで、主に利用される総合通販サイトのうちの約80%を締めているそうです。
総合ECサイトのメイン利用は「Amazon」が52%、「楽天市場」は28%、「Yahoo!ショッピング」は11.3%【ネット通販利用調査】
https://netshop.impress.co.jp/node/7721
それぞれ特徴がありますので、あくまで私の印象で表にしてみました。
商品によりかなり違いがありますのでご注意ください。
Amazon | 楽天市場 | |
---|---|---|
サイトの検索しやすさ | ◎ | ○ |
商品の数 | ◎ オリジナル商品も多い | ○ |
商品レビューの数 | ◎ さくらレビューは多い | △ |
ポイント還元率 | △ | ◎ |
ポイントの利用しやすさ | △ | ◎ 楽天ポイントはほぼ現金 |
注文から届くまでの時間 | ◎ 最短翌日 | ○ 一部商品はあす楽対応 |
キャンセル、返品のしやすさ | ◎ | △ |
セールのお得度 | △ | ◎ |
重要だと思う点については太字にしてあります。
もっとも注目すべきは、ポイントの利用しやすさとセールのお得度です。
この点について詳しく説明していきます。
≫ それぞれのサイトのセールについて
Amazonでは、月に約1回のペースでAmazonタイムセール祭り(もしくはファッションタイムセール祭り)が開催されており、最大で6.5%(上限5000円、条件あり)のポイントバックがあります。
注目すべきは、1月の初売りセール、7月のプライムデー、11月末からのブラックフライデー・サイバーマンデーセールです(Amazon3大セール)。
この期間はAmazonオリジナル商品を中心に、かなりの割引になるので欲しい物がある場合はここで購入すればほぼ間違いないでしょう。
次に楽天市場ですが、まず特筆すべきは、その還元率の高さです。
楽天SPUというシステムがあり、楽天のサービスを利用するたびに、楽天市場でのポイント還元率が上がっていきます。
例えば、私は楽天ヘビーユーザーということもあり、常にSPUの還元率は約10倍です。
この還元率に加え、体感月に1.5回と頻繁に開催されているお買い物マラソン、楽天スーパーセールを開催があり、1店舗買い物する度に1%づつ還元率が上がっていき、最大で10%(上限7000円)のポイントバックになります。
そんなわけで、月に一度生活必需品をまとめて購入してしまえば、私の場合は常に2割引で買い物しているようなものです。SPUを利用しなくても10%ポイントバックになるので十分ですね。
いや、おトクすぎるでしょう…。
ただし、最近楽天サービスの改悪が続いているので、今後この状況が変わっていく可能性はあります。ご注意ください。
≫ 楽天ポイントはほぼ現金です。
いくらポイント還元率が高くても、ポイントが利用しにくければなんの意味もありません。
Amazonポイントは、Amazonでしか利用できないという欠点はありますが、有効期限が最終購入日から1年と長く設定されており、定期的にAmazonで買い物する人なら期限切れになることはほぼないと思われます。
デメリットはAmazonでしか利用できない点ぐらいですね。
これに対し、お買い物マラソンなどでもらった楽天ポイントには有効期限が1ヶ月程度と短く設定されているので注意が必要です。
ところが、この利用期限を補って余りあるメリットがあります。それは利用できる店の多さです。
ほとんど全てのコンビニを始め、ファーストフード店(マクドナルド、ミスタードーナツなど)、ファミレス(ガスト、幸楽苑、吉野家、CoCo壱など)、ドラッグストア(ツルハドラッグなど)、ガソリンスタンド(出光)でまで利用できるため、ポイントの消費に困ることはまずありません。
ちなみに、楽天ポイントを楽天市場で使うのは楽天の仕掛けた罠です。ポイントバック率が下がるので、楽天ポイントを消費する場合は、スマートフォンに楽天ペイを設定して実店舗で利用しましょう。
どうしても期限が切れそうなときだけ楽天市場で使うようにしてください。
2021/10/18 追記
楽天ポイントに利子がつくようになり、さらに現金に近づきました。というか、年利0.108%は下手な銀行の利率より高いですよね。
≫ 私のおすすめする通販サイトのお作法

さて、以上を踏まえて私がおすすめするネットでの買い物手順を紹介していきましょう。
- お買い物リストを作成しておく(記事参照)
- お買い物マラソンが始まるまでに、Amazonでレビューを念入りにチェックする
- お買い物マラソンが始まったら、念のためにAmazonでの価格を最終チェックする
- ポイント還元率を考慮してもAmazonのほうがお得ならそちらでの購入を検討
- そうでないなら、心を穏やかにして購入
注意事項
① Amazon3大セール前ならそれまでは買わないほうがいいかもしれない。
② お買い物マラソンは8, 9店舗になると完走(10店舗購入)したくなる罠がある。大して欲しくないものを買っては本末転倒なので絶対に買わない。
③ 商品のキャンセルや返品のしやすさ、保証はAmazonが手厚い。高額な家電などはAmazonで購入するものあり。
≫ Apple製品が欲しい場合

Apple製品を買う場合は、Amazonでも楽天(主に中古品)でもの取り扱いがあります。
特に、Apple watchやAppleペンシルなどの付属品は、Amazon3大セールで割引対象になることがあります。
これ以外の商品に関しては、保証なども含めて考慮すると、アップルストアで整備済製品を買うのが最もお得な場合が多いです。
またApple careをつけたい場合は、Apple教職員ストアでの購入がおトクです。
実はこの”教職員”の対象として、高等専門学校に付属する病院職員が含まれます。このため地方の総合病院など、付属の看護学校がある病院職員は対象になります(Appleに確認済み)。
意外と対象となる方は多いので、興味がある方はアップルストアに問い合わせしてみるといいかもしれません。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
なるべく多くの記事を更新したいと思いますが、緊急手術などが立て込むと更新が困難になることがあります。
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